グループホーム心の瞳についてのお話し②~認知症カフェ編~
グループホーム心のめ介護課求職者の方へ
10/3に岡山市立富山中学校で開催されました「認知症カフェ」にて
「グループホーム心の瞳(め)」についてのお話をさせて頂きました。
その時の内容を3回に分けてお届け致します。
今日は2回目です(^_^)
グループホーム心のめ介護課求職者の方へ
10/3に岡山市立富山中学校で開催されました「認知症カフェ」にて
「グループホーム心の瞳(め)」についてのお話をさせて頂きました。
その時の内容を3回に分けてお届け致します。
今日は2回目です(^_^)
(敬愛宣言より抜粋)
①先取りした介護を提供します。
3年前に津山市初のビューティーデイサービスを開設。ドラム缶で手作りしたピザ釜を作成。
グループホームでは、職員と入居者同士の忘年会や新年会の開催。
手作り新聞の記事を入居者様と一緒に色々な所へ取材へ行く。
などなど、さまざまな試みをしています。
②代表の平林は成美と書いて「しげみ」と読みます。代表はこの名前が残念ながら大嫌いとのことです。
「しげちゃん」なんて絶対に呼ばせたくないですし、呼ばれたら倒れるほど嫌だそうです。
だからこそ、入居者様にも呼ばれたくない名前、呼ばれたい名前があるはずです。
入居時や、症状の進行時には、ご本人やご家族に呼んでも良い名前を聞いております。
これが呼称制度です。
③ビニールエプロンは、「私は食事をこぼします、自分で上手に食べることが出来ません。」
と言っているようで、代表は、「したくない。」「自分の親にもさせたくない。」との考えで、
敬愛では使用しておりません。
「では、どうするのか?」は、職員が考えます。
初めはタオルを首につけました。→見た目はビニールエプロンと同じだ→辞める。
続いて、スカーフを首につけました。→汚れが染み込んでしましました→辞める。
続いて、こぼして汚れたら、服を着替えることにしました。→1日5回も着替えました→辞める。
この様に色々と試行錯誤をしながら、現在は、調理用エプロンを着用し、食べこぼしの多い方には、
裏側にタオルを見えないように縫い付けています。
調理用エプロンであれば、誰でも着用するものですし、
見た目にも、着ているご本人も嫌な気持ちにはなりません。
ここまで、3分で話せてしましますが、何とここまでたどりつくまでに7年かかっております(笑)
職員宣言の16項目は、実は誰でも、どこでも、いつからでも出来る、当たり前のことばかりです。
しかし、この当たり前の生活、その人らしい生活、家庭的な雰囲気を大切にしています。
というと、とても良いことをしているように聞こえます。
ですが、実は当たり前が一番難しいのです。
言うのは簡単なのです。
9人の様々な人生の当たり前の生活を守ること。
15人以上いる職員の中で、年齢も考えも違う職員が同じ想いになること。
その為の宣言で、宣言を実行することが、「真の介護」であり、「真の介護」を探求し続けています。
最終回へ続く