「地域の資源を活用したリラクゼーション玩具」に触れて
グループホーム敬愛
2014年度より玩具についての専門的な施設である現代玩具博物館・オルゴール夢館と
美作大学・美作短期大学部地域生活科学研究の二者間で、
地域の資材である木材を有効に活用した玩具の制作と研究に取り組んでこわれました。
これまでは子どもの遊びを想定して開発をしてこられましたが、
その試作用玩具を介護福祉施設に試験的に持ち込みレクリエーションで使用したところ
認知症高齢者の表情に変化が生まれたり、愛着を持って試作用玩具に触れていたという
ことがあったそうです。
これをきっかけに2019年度より高齢者に対象を広げ、安心感やストレス緩和を目的とした
木製リラクゼーション玩具の開発に取り組まれています。
このたび、試作品「よしよしいい子」を実際に触れて、実用性について率直な意見を
お伝えしました。
A棟では美作産の木材の持つ成分と香りや肌触りを生かし、抱きやすい形の
「よしよしいい子」を見た瞬間に「こりぁ~だいちゃらないけん」と
心の底から愛おしいと感じる抱き方をされていました。
優しく抱きしめる姿がとても心に残りました。
それを見ていた別の方も「かわいいな~私にも抱かしてん」と満面の笑みで言われました。
二週間ほどお預かりして、他の方にも抱いていただきながら重さやデザインについて
各職員の感想をお伝えしました。
これからどのような玩具になるのかとても楽しみです!