防災意識を高めよう!
昼の家セカンドライフ
9/5
9月1日は「防災の日」です。
今日、台風や地震などの災害がとても身近なものとなっていますが
津山市は比較的、災害が少なく、個人の防災意識が薄いのではないかと思います。
セカンドライフのご利用者様、職員は皆、防災グッズなどの備えはなく、
「この辺りは大丈夫だろう」と皆さん言われます。
ですが、いつ自分たちの住んでいる所で起こるかわからない。
いつか起こり得ると思い、防災に対する意識を持つ事が大事!
防災の日をきっかけに、ご利用者様、職員で身近なもので出来る防災グッズを
作成したり、体験してもらい、また防災について考え、災害に対する認識を深めて
いざという時に役立つように皆で一緒に学びました。
まず、新聞紙で簡易スリッパを作成しました。
「新聞紙でスリッパが出来るん?すごいな~」「これはええわ!」
「折り方を覚えとかんといけんな~」と言われ、皆さん上手に折られていました。
その新聞スリッパを履いてもらい、床に広げた新聞紙の上にガラスに見立てた
卵の殻をまいて、その上を歩いてもらいました。
「新聞のスリッパは頼りないわ~怖いわ~」と言いながら恐る恐る卵の殻の上に
足を乗せると「大丈夫じゃわ~痛くないで~」と言いながら歩いてくて、
歩き終えると皆から拍手が湧きおこりました。
次に、職員がご利用者様の前に段ボールと、ゴミ袋を用意し「何ができるでしょう?」と
聞くと「ゴミ箱!」と答える方がほとんどでした!
職員が「これからこれで、簡易トイレを作ります!」と言うと
「ええ~!段ボールのトイレなんて嫌だ~」と声が上がりましたが、
「いざという時は、そんなこと言ってられないですよ」と職員が言うと
「まぁ、そうじゃな~我慢せんといけんな」と、どんなトイレが出来上がるのか静かに見守っていました。
完成した簡易トイレにご利用者様に座ってもらうと「段ボールなのに座り心地ええわ~」
と感想をいただきました。
もしもの備え、知識は必要だと皆で学べる良い機会となりました。